涼を求めて最高地点をハシゴ(毛無峠、渋峠編)
本当に久しぶりのブログ更新です。
この間、皆さんもご存知の通り新型コロナウィルスが猛威をふるい、人類の通常の活動は多大な制限を強いられました。その状況は現在でも変わりませんが、将来この状況を人類は克服できると期待しています。
で、そんなこととは関係なく、8月17、18日に夏休みをもらい、久しぶりに遠出してきました。最近のうだるような暑さから逃れるために二日間ともヒルクライムすることにしました。そしてどうせ行くなら日本で最高地点をハシゴしてしまえ、ということで1日目は渋峠(国道最高地点)、2日目は乗鞍岳(道路の最高地点)に目的地を設定(しかし、上っている最中はやっぱりうだるような暑さという大誤算あり^^;;)。
まずは渋峠を目指します。通常であれば草津側から上るのですが、現在このルートだと一部区間が自転車、バイク、オープンカー(ハードトップを除く)が火山活動警戒レベルの関係で通行止め。なので、今回は長野県側から上ります。まあ、このほうが翌日の乗鞍岳への移動もしやすいので好都合です。ていうか、通行止めのお陰で乗鞍岳を絡めようという発想が出てきたと言った方がいいかもしれません。
まずは小布施までトランポ。夜中に到着して車内で仮眠を取りました。
翌朝は若干寝坊してしまいました(汗)。
あ、言い忘れましたが、今回は平地巡航がほとんどない山岳中心なので、ホイールをボーラワンからレーゼロに換装しました。反応性のよさは私が鈍感なので実感できませんでしたが、下りで思う存分ブレーキをかけられます。
でも心踊っていたのも束の間…。
小布施を抜けるまでは道が(自分にとっては)複雑で迷いながら進みますが、最終的には県道112号線、466号線を東進していくことになります。
木々に囲まれながらヒルクライムする感覚は久しぶりです。鳥のさえずりも癒しになります。普段の仕事のストレスも何処へやらです。マイナスイオンもいい感じです。激坂と暑さで汗がダラダラ。汗が目に入ってしみるやらアブがまとわりつくやらで散々な状態で進んでいきます。なんでこんなことしてるんだろうと後悔しきりです。もうヒルクライムなんてしません。
その後もヒーコラヒーコラしながら上り続けます。
そしてとうとう右への分かれ道に出会います。これが毛無峠への入り口になります。
右折してからは若干のダウンヒル。ヒャッホウ、とばかりに走らせていきます。帰りは当然上りなのでまた汗だらだらです。爽快な気分になりますが、やがて視界がバーンと開けてきてさらにテンションアップ。
ほどなくして毛無峠に到着です。
写真ではわかりませんがものすごい強風です。
名残惜しいですが、寒くなってきたので渋峠に向かいます。
万座温泉を経由して国道292号線に入ります。ここからアップダウンを繰り返しながらいい景色を楽しめます。ここまでは汗かく〜疲れた〜もう帰りたい〜、な状態でしたがもうそんなことを忘れて楽しめました。喉元過ぎればなんとやらです。
このあたりの気温は20度前後。カラッとしていて気持ち良かったです。終わって欲しくないと思いながら進んでいくととうとう渋峠に到着です。
そしてここからは国道292号線をひたすらダウンヒルです。本当は途中から県道66号線に入る予定でしたが、災害のために通行止めでした。でも結果的には舗装状態が良好な国道を気持ちよく下って行くことができました。まさにヒャッホウでした。
大満足なうちにこの日のライド終了。このあと日帰り温泉で汗を流して乗鞍高原観光案内所の駐車場まで移動します。意外と遠かった…。
そして松本市でお楽しみのカロリー補給。
これでめでたくカロリー収支はプラマイゼロ!