赤兎馬に乗るおじさん

ダイエット目的でロードバイクを始めて1年経ちました。でも燃費が良すぎて常にガソリン満タン状態です(^◇^;)

グラベルロードはグラベルロードにあらず

 現在台風が急接近中です。外出などできるわけはなく、子供たちと自宅でだらだらしています。で、こういう時にこそ、と思い立ちブログの更新。ネタはライドではなく…、

 


グラベルロードってどうよ?

 


というものです。私はこのブログ以外にTwitterInstagramもやっていますが、Instagramグラベルネタを載せるとロードバイクネタより反響が大きいのです。コメントでもいろいろ質問されます。きっと皆さんグラベルロードに興味があるんだろうなあ、と思うのです。でも「実際どうなのよ?」とも思われているようなので、独断と偏見に満ちた私見をつらつらと書いてみようと思います。


①そもそもグラベルロードって何?

 Wikipediaよると、グラベルとはいわゆる砂利道、ダートを意味するようです。なので字面だけで見るとグラベルロードはそのためのロードバイクということになります。メーカーのプロモーションでもそのような文言、動画が氾濫しています。

 しかし、日本国内に於いてそのような場所がどれだけあるでしょうか?林道という林道は舗装され、ダートの林道はごく僅か。その場所に行こうとすると、どうしても舗装道路を走らねばなりません。

 

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林道への舗装道路…。

 

中津川林道や御荷鉾スーパー林道などの有名どころに行く時は、自宅から自走は(出来ないことはないですが)あまりしたいと思えず、もっぱら車でトランポしています。このように、逆説的ですが、メーカーがうたっている「どんな道でも自由に走れる」グラベルロードをグラベルロードとして使おうとすると実に「不自由」な乗り物になってしまうのです。


グラベルロード購入のいきさつ

 私ごとですが、そもそも自分が何でロードバイクを始めたかというとダイエットのためでした。しかし、時間さえかければどこまででも行けるロードバイクの「自由さ」の虜になり、更なる「自由さ」を求めてグラベルロードを物色し始めました。正直に告白すると、この時の私は前述のようなメーカーのプロモーションに踊らされ、現実をあまり適格に認識できていなかったと思います。実際に行きつけのショップでグラベルロードを購入しようという話をすると、店員さんは僅かに話に乗ってこない感じがあったことを覚えています。きっとグラベルロードの現実を知っていたのでしょう(もちろん購入する際はきちんと対応してもらえています)。でもその時点ですでにCAAD12で中津川林道に行き、走破性の限界を感じていたのと、諸事情でCAAD12が実家に行くことになっていたので、迷わずトップストーンを購入しました。

 

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事情はどうあれ、カッコいいから許す!

 

③購入後は?

 いろいろな用途で大活躍です。

 まず当初の目的であるグラベルライドへ。やっぱり走破性はロードバイクのそれとは大違いです。路面に応じて空気圧を調整するというのもロードバイクにはなかった楽しみ。プシュプシュとバルブから空気を抜いてトラクションを向上させてグラベルを上っていく感じはいいものです。また、路面がダートだということもアドベンチャー感を盛り上げてくれます。

 

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アドベンチャーなムード満点!仮に路面が舗装されていると単なる普通の舗装林道になってしまうでしょう。

 

 でも普段はもっぱら舗装道路専用車です。このため、タイヤを完成車付属のノブ付きからスリックに換装しました。これで転がり抵抗が改善し、普段のライドでも楽しさを感じられるようになりました。軽快さとスピードはロードバイクには敵いませんがww

 

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スリックタイヤでもカッコいい❗️

 

 そしてもう1つの使い方はソロキャンプです。最近のキャンプ用品は軽量化されているとはいえ、道具一揃えを持っていくとなるとそれなりの重量になります。

 

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本当に重量級…😅

 

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ライド後の非日常な楽しみが自転車キャンプの醍醐味。

 

以前CAAD12 でも同じような装備で行きましたが、それに比べて安定感は比較になりません。太いタイヤやディスクブレーキの恩恵がをもろに受けていたと思います。

 でもこちらの使い方はグラベルロードの本来の目的とは違っているかもしれません。しかし自由な楽しさがあるのも事実です。

 

④そろそろ結論…

 つらつらととりとめなくいろいろ書いてきましたが、とどのつまり何を言いたいのかというと…、

 

グラベルロードをグラベルロードとしてしか使わないのはもったいないし楽しくない

 

ということです。メーカーが勧めるような限られた用途だけで使うのではなく、いろいろなことに使ってこそのバイクだというのが私なりの結論です。これまでダート走行、ソロキャンプ、普段使いで乗ってきましたが、まだまだ楽しめる可能性を秘めているだろうと思うのです。

 

自転車乗りは自由でなくっちゃ❗️